しゅわしゅわが必要なんです(迫真) ~膜取ねもと酒.2~
ひさびさに大好きなBAR、銀座「ロックフィッシュ」に行って来た。
仕事場の近くなのになかなか行けなくてフラストレーションがたまっていたの。
「ロックフィッシュ」はハイボール好きにとっては聖地ともいえるバーで、
名物は復刻版の角瓶でつくるハイボール。
膜取は「この世で一番好きな酒は何か?」と聞かれたら、
「響18年のロック」か、この「ロックフィッシュのハイボール」かですごく迷う。
それくらいにお気に入り。
「響18年」の話はまた今度に置くとして、このハイボール、実態は非常に単純なもので。
冷凍庫で冷やした角瓶をメジャーカップで測り、オリジナルのグラス
(ロックフィッシュ=カサゴが描いてあってかわいい)に入れる。
※氷は入れない。
そこにウィルキンソンの炭酸水を、ビンをひっくりかえすほどの勢いでドバっと注ぐ。
あとは、レモンの皮をわずかに2,3回絞りかけるだけ。
マスターの手つきを見ても、ほかに特に変わったことはしてないの。
しかし、材料からは想像できない繊細な甘みと爽快さのある味になっていて、
苦味とアルコールもがつっと効いた、それはもう神妙な味になってるのよ。
うちで同じ材料、同じ手順で作っても同じ味にならない。
「角瓶が限定版ってのがキモなのかな」と思ったのだが、
同じものを手に入れたという常連に効いても「同じにはならない」とのこと。ふしぎ!
同じく名物の缶詰のツマミ(オイルサーディン)をもらって、立て続けに2杯のみ、
あっさりと帰る。いい気分だわあ。
帰りは、ずっと行きたいと思っていた近辺の蕎麦屋
「泰明庵」に寄ってみた。
カワハギの造りとタラの芽の天ぷらをもらい、大好きな「景虎」を冷たいので2合のむ。
しめに盛り蕎麦を食べたら、とてもいい意味で「普通のおそば」でおいしく、蕎麦湯まで満足。
陶然とした一日だなあ。
バーの主人がこっそり教える味なつまみ (2009/07/24) 間口 一就 商品詳細を見る |
カテゴリ : 酒
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